Medical

Osteoporosis

骨粗鬆症治療

骨粗鬆症の病因は実に様々で、その治療法も個々の条件によっていくつもの選択肢があります。
そのため当院では、多角的な検査に基づく、オーダーメイドの骨粗鬆症治療を行っています。
検査に関して、お気軽にご相談ください。

骨密度測定装置を用いた検査

骨密度測定装置

当院では、腰椎・大腿骨2箇所での骨密度検査を行っております。
従来20分程かかっていた検査(※1)が約5分で完了し、胸部レントゲン撮影の5分の1(※2)という低被曝の装置です。
腰椎圧迫骨折や変形が強かったり、大腿骨に人工物が挿入している場合は前腕骨での撮影も可能です。
また、検査後すぐにお手元にデータを御届けできます。

※1、※2: 2015年5月現在

骨粗鬆症外来の設置

2023年4月より骨粗鬆症外来を開始いたします。

骨粗鬆症は骨が脆くなり、骨折のリスクが高まる疾患です。骨折を起こしてしまうと、手術が必要になったり、寝たきりになる可能性もあります。
当院では開業当初から骨粗鬆症治療に力を入れており、寝たきりにならず、健康に過ごせるようお手伝いしております。

骨は壊れて作ってを繰り返し、常に新しい骨に生まれ変わっておりますので、きちんと治療ができていれば、一生骨折しないで過ごせるものです。

該当する患者様にはより深く骨粗鬆症を理解していただくために、20分ほどお時間をかけて骨粗鬆症に詳しい看護師より説明させていただく時間を設けていただくことにいたしました。
火曜日と水曜日の午後にお時間を設けましたので、必要に応じて骨密度検査等の予約を取らせていただきます。

詳細に関しましては、当院スタッフにお声がけください。

医療関係者様へ

当院には腰椎・大腿骨で測定可能の骨密度検査装置を導入しておりますので、貴院かかりつけの患者様で骨密度検査のご希望がありましたら、お電話でご予約可能といたしました。
どうぞご利用くださいませ。
予約時間前に当院医師の受診が必要になりますこと、申し添えさせていただきます。
なお、結果は当日中に患者様にお渡しいたします。
骨密度低下があり、治療が必要な患者様には当院での治療も可能ですので、何なりとお申し付けください。

また手術をされた患者様で骨粗鬆症治療の継続が必要な方も、当院で継続加療もできますので、ご紹介いただければと思います。(二次性骨折予防継続管理料3取得済み)

以上、よろしくお願いいたします。

診療情報提供書はこちら

院長

Prp

画像:PRP療法イメージ

当院では、変形性膝関節症に対し、再生医療である多血小板血漿(PRP)を用いた関節内注射も行っております。
ご自身の血液を抽出し、関節内に注入するため、安全性のとても高いお薬です。
この抽出したPRPの成長因子が自己組織修復・抗炎症作用などを促す作用があります。

リスク・副作用

  • 1回から数回行えますが、効果には個人差があります。
  • 注射後注射部位の痛み・発赤・腫脹・熱感・皮下出血を伴うことがあります。
  • 穿刺部位からの感染により治療が必要になることがあります。

費用

保険診療ではありませんので、2回分で165,000円(税込)(自費診療)になります。

治療の流れ

  1. まずは診察していただき、PRP療法の適応があるかどうか判断します。
  2. 治療することが決まったら採血約50mlします。
  3. 3週間後に凍結乾燥したものを溶解して関節内に注射します。
  4. 症状の具合により数回行うこともあります。1回の採血で2回分の検体が届きます。
PFC-FD療法についてはこちら

Japanese kampo medicine

画像:漢方療法イメージ

当院では、西洋医学のお薬の処方とともに、保険適用の漢方薬による治療も積極的に取り入れています。
漢方薬は内科や消化器科の症状に効果があるものと思われがちですが、実は関節痛、筋肉痛、神経痛、腰痛、下肢の痺れなどに効く漢方薬もあります。冷えにより末端の痛みや痺れが起こることもありますので、血流を良くする漢方薬、足がつる、こむら返りに効く漢方薬など、それぞれの症状に合った漢方薬を処方いたします。
一般的な痛み止めなどの西洋薬では効き目が感じられない場合に、漢方薬を服用することで劇的に改善することもあります。もちろんすべての症状に対して効果があるわけではなく、人によりお薬との相性がありますが、まずはお気軽にご相談ください。

Ultrasonography

超音波検査機器

レントゲンでは、診断し難い骨折や皮下腫瘍、靭帯・腱損傷などの検査、ならびにエコーガイド下関節内注射などの治療が行えます。

Sports orthopedics

画像:スポーツ整形外科イメージ

スポーツ時に伴うケガや障害を、日本スポーツ協会公認スポーツドクターならではの知見で診療しています。

症例

  • 運動に起因し、一般的に手術を伴わない怪我や、障害の診断治療
  • 靭帯損傷(膝外側側副靭帯、肘関節靭帯、足関節靭帯)
  • 疲労骨折
  • オスグッド病
  • ジャンパー膝
  • 肉離れ、腱鞘炎
  • 打撲
  • 捻挫
  • 腰椎分離症
  • 外反母趾
  • 足底腱膜炎
  • シンスプリント
  • 手術を伴う可能性のある怪我や、障害の診断と、治療方針の相談
  • 靭帯損傷(前十字靭帯、後十字靭帯、膝内側側副靭帯、足関節靭帯)
  • 疲労骨折
  • 離断性骨軟骨炎
  • 半月板損傷
  • 椎間板障害 等